カーテンコールはダンスで締める、てのは、もう菜の花座の定番になったよな。
「下手なダンス止めろ!」
って、アンケートに書かれたって、なんの、挫けるもんかい。
ダンス苦手メンバーが目障りなら、メインダンサー二人を前面に押し出して、切れ味鋭いダンスに目を向けていただこうか。
オープニングだってダンスで幕開けしたからね。曲はカーテンコールと同じメイリアの『極楽浄土』、明るくポップでちょっと田舎の夜祭の妖しさを感じさせて、今回の芝居にぴったり!って思い込んでるんたけど。
オープニングとラストで見せ方はまるで違う。
幕開けでは、二人のダンサーを前後に配して、光と


影のように仕上げた。
ダンスはさらにもう1曲よあそびの『アイドル』。こちらはバックダンサーにオタクダンスを踊らせた。

オタダンスメンバーは黒衣装で姿は闇に融け込み、激しく振るペンライトの明かりのみが踊り手を応援するって趣向だ。

意表を突く真っ白な衣装が次々変わる照明に映えて、魅力的なシーンが作れた。そう、アイドル志望の少女が金持ちスポンサーにアピールするという設定で仕込んだ。
日本舞踊だって、負けちゃいない、お師匠さんがいるからね。『黒田武士』を槍を小脇に凛々しく踊り切った。


こちらは神扉村の秘酒を売り込むパフォーマンスだ。頑固酒造の前垂れも注目の仕上がりだな。

ついでに、こちらの角樽と提灯も道具さん渾身の作品、ラストシーンを彩ってくれた。
と、なんと4曲もダンスや踊りを放り込んだ作品、やりすぎとか、必然性がない、とか、言うなら言えよ。
演劇なんて、人を傷つけなけりゃ何でもありなんだよ、形にはまる必要はない。やって楽しく、見て面白けりゃそれでいい。
お客さんだって、慣れて来るのさ、
あぁ、菜の花座だったらありだよね!って。
ダンスや踊りにコントもふんだんに配して、それらを社会性のあるストーリーで繋いでいく、これが菜の花座のニュースタイルってことで、
お馴染みさん方、よろしくねぇ!