韓ドラったって、いろいろあらぁな、人気の一番はラブコメか?歴史ものもファンは多そう。韓ドラのしたたかさって、単純に恋愛とかネチネチ扱ったりしないとこだよな。
例えば『コーヒープリンス1号店』、男っぽい女の子と財閥のドラ息子の好いた惚れただけなら、あっそ、またやってるね、で、次行こ、次って、さっさとおさらばするんだけど、女の子を少年と思い込んで、同性愛か?って、悩むって設定が惹きつける、上手い!
手練手管の台本や演出に手玉に取られるなんて、しょっちゅうなんだけど、俺の好みはジャンルからすると、政治ドラマだよなぁ。
『クイーンメイカー』とか『サバイバー・60日間の大統領』なんて、ぞくぞくしながら見続けた。物語の卓抜さももちろんあるんだが、設定の中に時代や社会の課題がたっぷり詰め込まれてるってところに惹きつけられるんだよ。
最近見た新作『北極星』、ここにもあっと驚くエピソードがストーリーの中心に据えられていた。

大統領候補に浮かび上がった若手女性外交官が核戦争の危機を察知して、命がけで阻止に動く。訳ありの脱北傭兵崩れが、体を張って彼女を守り、ついには死を賭して使命の達成に尽力するって、政治アクションドラマだ。アクション性かなり強め。
核戦争の危機、これがいかにも、今時なさそうでありそうな設定なのだ。アメリカと対立する金持ち小国の独裁者が、十数発の核弾頭ミサイルを搭載した原子力潜水艦を手に入れて、アメリカを脅すことを企てる。その核弾頭ミサイルの入手先が、なんと北朝鮮!いかにも韓国!恨みと不信は今も引き継がれている。
原潜!核武装!韓国の民意ではいまだにその装備を望む声が大きいんだ。北朝鮮、その後ろ盾の中国の脅威、韓国の人々には、朝鮮半島全土を南北に行きつ戻りつ殺戮し合った朝鮮戦争の酷烈な記憶が濃厚に残っているのだろうな。
先日のトランプ訪韓においても、韓国政府は原子力潜水艦の保持を求めたってことでもわかる。
あら、韓国も持つの?それじゃうちだって、って小泉進次郎防衛大臣、さかんに原潜欲しいよぉ、って駄々こね始めてる。女親分は、持たない、ってすげなく素知らぬ振りを演じてみせたが、内心じゃ欲しい!欲しい!って、喉の奥で手が蠢いてるぜ、きっと。
お先棒担ぎの神谷宗幣なんて、原潜たくさん持って、日本の周辺海域の深海を行き来させて核抑止力にしようなんてお得意のマンガを持ち出す始末だしな。日本の船籍だとヤバイから、佐渡とか隠岐とかを独立させてそこを基地にすればいい、って、どこまで絵空事好きなんだよ。どこまで住民を小ばかにするんだよ。
いや、この『北極星』見た時は、核弾頭十数発積んだ原潜が大国を狙うなんて筋立て、あまりリアルには感じなかったんだ。でも韓国や小泉の欲望を知ってからは、これ、よっぽど厳しく対決して行かにゃならんぞ、って不安を感じるようになってきた。
マンガちっくに国防とか防衛とか考える半大人たちって一定数いるし、狭い日本の陸地に迎撃ミサイル網張り巡らせるより、効果的なんじゃないかって、原潜・核配備になだれ込む危険、大いにあるよな。
でも、陸地からは探知しにくい核武装原潜が周辺の深海をうようよ周回してるって、めちゃめちゃ不気味じゃないか。目に見えないところで、国民の意図とは関係なく、動き回ってる、そんなことで国を守れるとも思えないし、そんなことして守って欲しくない。それが当たれ前の世界にもなって欲しくない、少なくとも日本の近海では。
潜れば潜るほど、秘密にすればするほど、危うさてのは増して行くしかないと思うぜ。