出不精でねぇ、もう芝居も映画も見に行かない。買い物だって、ネットで済ます。菜の花座の稽古も、あぁ、嫌だなぁ!って、あっ、言っちゃた。
ともかく、出掛けるのはイヤ!面倒くさい!
灯油のストックも心細くなってるけど、たった300m先なのに、ガソリンスタンドに行きそびれてポリタンクは玄関に置きっぱなし。
米沢まで買い物?嫌なこった、ネット注文でいいだろ、映画で山形?往復2時間もかけて?あり得ねぇ!Netflixやアマゾンプライムあるじゃないか。
なのに、菜の花座だけは、よくぞ通い続けてるよなぁ。まっ、俺の存在証明みたいなもんだからな。これなくなったら、墓場に片足、だろうぜ。あっ、両足か?
怠け心に鞭打って通い続けた3か月もなんとかやり過ごし、その前の台本書きの苦闘も乗り切り、米つくりの責め苦にも耐えきって、
やっとこさ、自分の時間の始まりだ!
解放!ってこという感覚なんだよな。1日、なにしたっていい、なにもしなくたっていい、予定が一切ないっていう自由さ。
まっ昼間から、ドラマ見続けたっていい、本読んでてもいい、居眠りしてもいい、酒飲んでても、いや、それはちょっとだが、どう過ごそうと文句言う心の声は響かない。
11月公演は、もうこの解き放たれる瞬間を目指して芝居作りに専念してるようなもんだったぜ。あと、1週間、あと、3日、あと、・・・またもや、失言!

打ち上げの盛り上がりも悪くないが、家に帰って、しみじみ自由だぁって実感する時くらい、幸せな時はないかもな。
一日、ぐでっと家で過ごせる満足感。好き勝手できる万能感、まずは、読書だな。これまでため込み、積み上げた本が待ってる。脚本書きにまったく関係ない、ただ、読みたい!だけで購入した本たちや、これは読んでおかなくっちゃって本が机の片隅で順番を待っている。
と、自由を満喫する冬の巣ごもりなんだが、
どこまで行っても貧乏性には歯向かえない。ぐだぐだ過ごすなんてとても無理。結局、パン焼いたり、漬物漬けたり、お菓子作ったり、ついつい時間潰ししちまうのよな。で、あぁ、今日はこれとこれやった、有意義な一日だった、って納得するんだぜ、って、どこまでみみっちい性格なのよ!染みついたタイパ重視、あ~ぁ。
高度経済成長に背を向けて田舎暮らし選んだはずなのに、まるで抜けない効率主義、やっぱなぁ、時代の空気てもんは、無意識のうちに沁みついてるものなんだぜ。
さぁて、今日は・・・山形青菜の本漬けだな。